ターコイズ｜札幌宝石買取.com【ダイヤモンド・ジュエリー買取店】

トルコ石とも呼ばれる美しいスカイブルーが特徴的なターコイズは、実際にはトルコで産出はされません。かつてはペルシアやエジプトで見つかり、トルコ経由で地中海地方へ運ばれたことから、「トルコ石」と呼ばれるようになったそうです。

ターコイズは、人類との関わりが最も古い石の一つとされ、古代エジプト初期の王墓やインカ王国の財宝の中から装飾品に加工されたターコイズが多く発掘されています。古く自然崇拝の宗教では美しい空色を思わせるようなブルーが自然の大いなる力を秘めるとして大切にされてきたようです。

ターコイズの中でも含有成分の中で6つのグループ（種類）に分けられます。多孔質の鉱石であることから、装飾品として流通しているものは多くが樹脂などで補強されています。

ターコイズの美しい空色は含有した銅に起因し、鉄を不純物として含むと緑色の『チャルコシデライト（鉄トルコ石）』になり、代わりに亜鉛が多く含有されると『ファウスト石』になります。緑色が強くみられるものは、中国では『緑松石』と呼ばれます。

伝承では、大切な人の旅のお守りとしてプレゼントされることから「友情の石」とも言われています。