美しさと希少性から「宝石の女王」とも呼ばれるルビーは、華やかな赤い色が特徴で、ダイヤに次ぐ硬度を誇ります。赤い色が情熱的な生命力を感じさせることから、気持ちを高揚させてくれる効果を期待して、仕事や恋愛のお守りとしても用いられます。
サファイアと同じ「コランダム」という鉱石で、赤色のものをルビーと言い、それ以外はすべて色の名を冠したサファイアとなります(ピンクサファイアなど)。ミャンマー産のルビーが最高峰とされていますが、供給が不安定で非常に高価。現在ではタイ産のルビーが世界の産出量80%を占めています。
ルビーの中には、光を当てると六条の星(スター)が現れるものがあります。これが「スタールビー」で、この効果をアステリズムと呼びます。スタールビーは特に形が不揃いな宝石です。