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オパール買取Opal

オパールは貴石を意味するラテン語のオパルス(Opalus)に由来します。古代ローマ人はオパールを愛と希望の宝石と信じていました。

一つの石の中に、青・紫・赤・緑などの色がキラキラと光る「遊色効果」が見られるオパールは、同じものが2つとないため世界にひとつだけの宝石であり、他の石にはない個性を発揮します。

なかでも、赤色がきれいに出るものが、その希少性から価値があるとされ、赤・オレンジ・黄・緑・青・紫の順で人気があるようです。さらに希少性があるとされているのが、地色が黒や灰色のもの(ブラックオパール)で、虹色の遊色効果を引き立てます。色が美しく均等に出ているものほど高価で、良質なオパールは表面全体に遊色効果が見られます。

オパールの生成には多くの謎が残っており、数多くの異なるオパールタイプについての科学モデルは確率されていません。成分に水分を含むオパールは乾燥に弱く、ひび割れてしまうことがあるため、取り扱いには注意が必要です。また、これらの欠点を補った人工オパールなども登場しています。

ファイヤーオパール

ファイヤーオパール
ファイヤーオパールはオパールの種類の中の1つです。

ファイヤーオパールは他のオパールと違い、抑えた遊色効果(プレイ・オブ・カラー)が特徴的です。真っ赤なチェリー色や強い日差しのような黄色、深いオレンジ色と鮮やかで色味が濃く、原石にふさわしいものとされています。

鮮やかなチェリーやオレンジ色の色起源は、微量に混入した鉄分がオパール特有の水分と作用して水酸化鉄となり、その波長吸収によって生み出された色だといわれています。

パッと一目見ただけで目が奪われるような輝きであるオパレッセンス(乳光)があり、メラメラとした炎のような色、そして透明度が高く、人気のあるオパールです。

オパールと水分

このオパールは短時間で水分を吸収します。例えば、エチオピアオパールを水に2時間ほど漬けてみると、約6.5重量が増え、遊色効果が弱まることがあります。逆に乾燥させて水分が抜けるとクラック(ひび)が入ってしまうことがあります。

オパールには、成分中にかなりの水分が存在します。宝石の中で唯一水分を含んでいるので、宝石店などでは保湿のために水を入れた瓶やグラスを近くに置いて保管することもあるそうです。

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