柘榴石(ざくろいし)とも呼ばれ、旧約聖書の「ノアの方舟」の中では、暗闇を照らし船の行く先を示したのがガーネットだったと言われています。
自然な結晶が12面体や24面体など、カットされたように整った形状になります。高度が高くキズがつきにくいため、普段使いのジュエリーにおすすめです。結婚18年目のメモリアルジュエリーとして選ばれています。
色彩豊かな石で、赤のほかに緑や紫、オレンジなど青色以外のすべての色が存在しており、特に濃い緑色で品質のよいものは、エメラルドに匹敵するほど評価されています。
ガーネットは赤色の他にもオレンジ色や紫色、そして緑色のものがあります。
緑色のガーネットは成分により「グロッシュラーライトガーネット」と「デマントイドガーネット」に分けられます。
グロッシュラーライトガーネットは1968年にケニアのツァボ国際公園で発見されティファニー社によって「ツァボライト」と名付けられました。
グロッシュラーライトガーネットもデマントイドガーネットもはっきりとした濃い緑色のものが多く、品質のよいものではその美しさは緑の王様のエメラルドにも匹敵すると言われています。
グロッシュラー・ガーネットには、金色とシナモン色の2種類のヘソナイト・ガーネットがあります。
内包物がよく見られ、独特の糖蜜のような筋によって油を塗ったようなあるいはガラスのような見た目になります。ヘソナイトは透明度が高い方が価値も高いです。