宝石の中でも希少性が高く、多くの人を魅了するダイヤモンドは、鉱物の中で高い硬度を誇り、高い屈折率と類まれな輝きを誇ることから、宝石中の宝石として広く知られています。「不屈の力」や「永遠」を象徴する石とされ、エンゲージリングには欠かせない存在です。
近年は、キュービックジルコニアや合成ルチル、合成モアッサナイトなど類似品も多く登場し、天然のダイヤと見分けがつかないこともあります。世界共通のダイヤモンド鑑別・鑑定基準を定めた宝石学研究・教育機関にGIAがありますが、当店にはGIAの資格を有するスタッフが在籍しております。宝石のスペシャリストですので、どうぞ安心してご相談ください。
宝石の中でも、ダイヤモンドは特に高価買取させて頂きます。指輪、ネックレス、イヤリング・ピアス他デザインが古くても買取いたします。カラーダイヤも、ダイヤモンドルース(裸石)も買い取り可能で、小さなダイヤモンドも0.2ctから承ります。
ダイヤモンドは、鑑別書の有無で査定価格が大幅に変わることがあります。鑑定書がございましたら必ずご一緒にお持ち下さい。もちろん鑑定書が無くても鑑定致しますので、まずはお気軽にご来店ください。
0.1カラット以下の小さなダイヤモンドのことをメレダイヤといいます。
ダイヤモンドは研磨で精製する前に形を整えるために一部分を切り落とします。切り落とす必要がないダイヤモンドでも研磨の過程で比較的大きな粒が削った後に生じることがあります。これらを集めて加工したのがメレダイヤです。
メレダイヤは小粒ではありますがれっきとしたダイヤモンドです。メレダイヤはアクセサリーの装飾用や腕時計の文字盤などいわば脇役的な目的で使われています。特にダイヤモンドの指輪やネックレスには装飾としてメレダイヤを用いることが多く見られます。このようなメレダイヤも買い取らせていただいております。
ダイヤモンドは一般的に無色透明に近いほど高い価値が付きますが、稀にブルーにピンクレッドやグリーンなどの色味を帯びたダイヤモンドが存在します。色味によって「ブルーダイヤモンド」「ピンクダイヤモンド」などと称されます。これらは発見される確率は一般のダイヤモンドの1万分の1ほどです。
そのため、個体によっては無色のものより高い価値が付けられます。最も稀少性が高い色はブルーダイヤで、天文学的な値段のものもあります。次いで評価が高いのがピンクダイヤです。カラーダイヤモンドは一般のダイヤモンド同様鑑定書が付属する事が多いです。
ただし、GIA(米国宝石学会)がグレード(鑑定)する色は、イエロー、オレンジ、ピンク、レッド、パープル、バイオレット、ブルー、グリーンの8色です。ホワイト、グレー、ブラック、ブラウンは、基本的にGIAのカラーチャートには含まれてませんので注意しましょう。
模造ダイヤモンドと呼ばれるキュービックジルコニアは、見た目だけではダイヤモンドとまったく違いが判らないほど本物とよく似ています。ジルコニアダイヤにはお値段はつけることができないのでご注意ください。
その見分け方としては、息を吹きかける方法があります。ダイヤモンドは熱伝導率がとても高いため息を吹きかけて表面を曇らせてもすぐに透明に戻ります。しかしキュービックジルコニアの場合はなかなか曇りが消えません。
万が一もあるので専門業者への鑑定をオススメします。
白色系ダイヤモンドは無色に近いほど高評価がつけられます。
無色を最高の評価Dとし、少しずつ黄色みを帯びるに従ってE、F、G、H、I、J、K~Zカラーと段階的に評価付けがなされてゆきます。
無色にどれくらい近いか、離れているかが評価基準とされているのです。ただ、カラーグレードはとても微妙なものですので1グレード程の違いを肉眼で判別することは困難です。D、E、Fは、カラー表でも無色と表記しており、DとGを比べるとなんとなくGカラーが黄色くみえます。
ダイヤモンドの品質は「4C」という基準で決められますが、4つの項目以外にも品質の大きく関わるものがあり、蛍光性もその1つです。
蛍光とは、ブラックライトなどの長波紫外線を当てると光るものを指します。ダイヤモンドも蛍光性のあるものがあり青色や黄色に光ります。蛍光性はダイヤの輝きに影響を及ぼすため蛍光性が強いほど評価が下がってしまいます。
蛍光性の有無はダイヤの鑑定書に記載されますが、鑑定書がない場合はブラックライトを当てるとおおよその蛍光性のランクが分かります。
ダイヤモンドは親油性で油汚れがつきやすいという弱点があります。
そのため、化粧品や日焼け止めなどがついてしまうことで輝きが鈍くなってしまうことがあります。
お手入れ方法としては、洗面器に中性洗剤を数滴垂らし歯ブラシで優しく磨くようにしましょう。洗い残しのないようにしっかりすすぐということも大切です。