2021年6月1日
ジュエリーや骨董品として、人気が高い「赤珊瑚」。人気かつ希少ゆえに、買取り相場は年々上昇しています。
珊瑚の中にもいくつか種類が存在し、買取り価格が高い「赤珊瑚」から低い「白珊瑚」まであります。
さらに赤珊瑚の中でも「血赤珊瑚」は最も希少価値が高く、9,000万円を超える買取り価格が付いた事もあります。
赤珊瑚の買取り価格が決まる基準や、少しでも買取り価格を上げるお手入れ方法をご紹介します。
赤珊瑚の買取り価格が決まる基準と、高額になる条件を解説します。
ただし、買取り店によって基準が大きく異なる場合があります。
赤珊瑚は、濃い赤色ほど高い価値がつきやすいです。
日本産の「血赤珊瑚」と呼ばれる珊瑚が、世界で最も高い評価を得ており、高知県の土佐湾などで採れます。
桃色 → 朱色 → 赤色 の順番に、価値が上がっていきます。
どこで採れた赤珊瑚なのかが、非常に重要です。
というのも、赤珊瑚は主に日本・中国・台湾・イギリスで採れ、中でも日本の赤珊瑚が最も質が高く価値が高いのです。
赤珊瑚は海の奥深く、自然界で出来たものです。
そのため、表面にキズやひび割れ、虫食いができることがあります。
表面にこれらが少ないほど、高い価値がつきます。
宝石ジュエリーに用いられる赤珊瑚は、球体・半球・カボションカットの形をしています。
これらが均一な美しい形をしていればしているほど、高い価値がつきます。
また、10mm以上の大きな赤珊瑚が使用されている場合も、同様に高い価値がつきます。
一方で形が不規則でも、繊細な堀細工が施された場合は、骨董品やジュエリーとして価値が上がります。
表面の色味が鮮やかで艶のある赤珊瑚は、とても美しく重宝されます。
光に当てた際に表面の照りや輝きが強いほど、価値が上がります。
この輝きは、日頃のお手入れで長持ちさせることができます。
宝石ジュエリーは赤珊瑚だけでなく、金属や添えられたダイヤモンドなど、複数の要素で構成されています。
「宝石買取り専門店」なら赤珊瑚だけでなく、金属や周りに付いた宝石まできちんと査定してくれます。
例えば、赤珊瑚のダイヤリングをお持ちになった場合、通常の買取り店なら、
「赤珊瑚(5,000円)+ダイヤモンド(小さいため買取り価格なし)+シルバー(買取り価格なし)=5,000円」
ですが、宝石買取り専門店の場合は、
「赤珊瑚(8,000円)+ダイヤモンド(3,000円)+シルバー(800円)=11,800円」
になります。
赤珊瑚の状態も、大切な要素です。
というのも、赤珊瑚は深海に生息していたにも関わらず、水・湿気・熱に弱い特徴があります。
これらに長時間触れると、変色したり変形する恐れがあり、表面にヒビが入っていると価値が下がります。
一方で、赤珊瑚はできるだけ自然体の状態が好まれることがあります。
珊瑚の表面には、「むし孔」という極小の穴が無数に開いており、その穴を他の物質で埋める処理が施される場合があります。
残念ながら、この処理は自然体でないということで価値が下がります。
購入時に付属していた箱や保証書などは、できるだけとっておきましょう。
付属品の有無が買取り価格に影響を及ぼさないお店もありますが、少しでも印象を良くするため、付属品も一緒に持ち込みましょう。
特に骨董品の場合は付属品がついていると、買取り価格が上がることが多いです。
お店によっては「鑑別書」を一緒に持っていくと、買取り価格が上がる場合があります。
「鑑別書」がなく買取り不可と言われた場合、専門機関に問い合わせれば再発行してくれます。
【鑑別書を発行してくれる場所】(鑑別書の発行手数料がかかります)
・お近くの宝石買取り専門店
・中央宝石研究所(CGL)
しかし、発行には手数料がかかるため、できるだけ「鑑別書」の有無が買取り価格に影響しない、宝石買取り専門店へ持ち込むのがおすすめです。
赤珊瑚には、複数の種類があります。
それらのほとんどを取れる場所が深海であり、数も減少しているため、赤珊瑚は全体的に買取り価格が高いです。
しかも、その価値は年々上昇傾向にあります。
それぞれの赤珊瑚の種類と、骨董品やジュエリーの買取り相場についてご紹介します。
赤珊瑚の中でも、特に価値が高いのが「血赤珊瑚」です。
高知県の土佐湾で採れる「血赤珊瑚(赤珊瑚)」が、世界中で最も人気の高い価格で取引されています。
宝石ジュエリーだけでなく、骨董品としても最高級品です。
世界中から宝石ジュエリーや骨董品として愛されており、原木が1本9,000万円で取引された事もあります。
一方でイタリアやフランスなど、地中海沿岸の各国で採取される赤珊瑚を「紅珊瑚」と呼びます。
【買取り相場】
■ルース(裸石)7〜8mm | |
Sクラス | 10,000円 |
Aクラス | 5,000円 |
■ルース(裸石)10mm | |
Sクラス | 30,000円 |
Aクラス | 20,000円 |
■リング | 170,000円 |
■ネックレス | 1,500,000円 |
■ブローチ | 600,000円 |
■ピアス | 80,000円 |
白珊瑚の中でも「象牙色」と呼ばれる色が人気で、特に価値が高いです。
白珊瑚は宝石ジュエリーより、置物や骨董品としての人気が高いです。
【買取り相場】
■ルース(裸石)7〜8mm | |
Sクラス | 10,000円 |
Aクラス | 5,000円 |
■ルース(裸石)10mm | |
Sクラス | 30,000円 |
Aクラス | 20,000円 |
■リング | 170,000円 |
■ネックレス | 1,500,000円 |
■ブローチ | 600,000円 |
■ピアス | 80,000円 |
ヨーロッパでは「赤珊瑚」より「桃色珊瑚」の方が、人気が高いです。
高知県で採れる「桃色珊瑚」が世界中で最も価値が高く、高値で取引されています。
一口に「桃色」といっても、「ほのかな桃色」や「優しいオレンジ色」に、「桃赤色」といった様々な種類があります。
【買取り相場】
原木 | 350,000円 |
帯留め | 44,500円 |
ペンダント | 19,000円 |
絶滅が危惧されたことから、2006年10月よりワシントン条約にて、黒珊瑚が保護の対象となりました。
そのため、以前より購入が困難になり、希少価値が上がりました。
輸入が一切禁止されているという情報がありますが、特別な許可を貰えば輸入できます。
【買取り相場】
ペンダント | 14,000円 |
買取り価格を少しでも上げるには、日頃から正しいお手入れをすることが大切です。
赤珊瑚の正しいお手入れ方法をご紹介します。
珊瑚には表面に「むし孔」と呼ばれる、極小の穴が多数空いています。
水で洗うと穴に水が詰まり、赤珊瑚を痛めてしまうので、水では洗わないでください。
柔らかい筆やハケで、やさしく汚れを取りましょう。
作業するときは身につけず、風通しの良いところで保管してください。
原木・骨董品の場合は、ありのままの形が好まれる場合が多いです。
柔らかい布で、目立つ埃を取る程度で大丈夫です。
不要になった赤珊瑚の宝石ジュエリーや骨董品は、ぜひ「札幌宝石買取.com」へお持ちください。
女性スタッフが多く在籍しておりますので、女性の方お一人でも安心してご来店頂けます。
当店には以下のような強みがありますので、買取り価格にも自信があります。
・GIA(米国宝石学会)の資格を持つ、経験豊かな宝石鑑定士が査定致します
・宝石の買取りに特化しているため、赤珊瑚の価値を隅々まで見極めます
・鑑別書や付属品がなくても、買取り価格に影響しません
・買取りだけでなく、指輪の販売・修理・リフォームも承ります
・国内だけでなく、海外にも独自の流通経路を確立しているため、どんな状態でも他社より高く買取ります
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赤珊瑚の特徴と、買取り相場についてご紹介しました。
赤珊瑚は50年で1cmしか育たないため、採れる数が減少しており、市場価値が年々上昇しています。
中でも、日本産の赤珊瑚は世界中で評価が高く、買取り価格も高い傾向にあります。
貴重な赤珊瑚ですから、日頃から水分に触れないよう大切に扱いましょう。
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