2019年11月29日
ダイヤモンドは硬いから割れないと思っている人々が少なくありません。硬いというのは事実ですが、この硬さとは引っかいたときの傷のつきやすさで、硬度は1~10まであり、数値が大きいものほど傷がつきにくいことを表します。粘り強さ・割れやすさを表す靭性(じんせい)はそれほど高くありません。割れ目があるからダイヤモンドではないことはないので、本物か偽物かを見分ける際、気を付けるべきです。硬さ以外の特性で見分ける方法を紹介します。
ダイヤモンドは他の宝石に比べ、とても高い熱伝導率をもっています。ダイヤに息を吹きかけて表面を曇らせると熱伝導率が高いため曇りはすぐに消えますがたいていのダイヤ代替品は曇りがなかなか消えません。
ダイヤモンドは、他の宝石に比べ、水を弾く力が強い性質を持っています。ダイヤに水滴を垂らすと、水滴は丸くなりますが、ダイヤ模造品では水滴は平たくなります。
水を弾く力とは逆に、ダイヤモンドは油を弾く力が弱い性質を持っています。ダイヤには油性ペンで線を書くことができますが、ダイヤ模造品ではインクを弾いて上手く書けません。なお、ダイヤモンドには、油性ペン同様に手の油も付いてしまいますので、普段はあまり手で触らないほうがいいでしょう。仮に油が付いてしまった場合は中性洗剤を使って洗いましょう。
裸のダイヤモンド(ダイヤモンド・ルース)でしか見分けることができませんが紙の上に黒いラインを引き、ダイヤで透かしてその線を見ます。模造品はラインが見えますが本物はその屈折率により黒いラインが見えません。
※上記の見分け方は、あくまでもご家庭で簡単にできる範囲での見分け方です。どれかがクリアできなければそれはダイヤモンドではない可能性が高いということになります。ですが、きちんとした鑑定をしてもらうよう、相談なさるのが確実です。
※無料お試し査定のお申込みやご不明な点などお気軽にお電話下さい。
0800-800-0740(
携帯からも無料)